尊敬する人の助言は、実は自分の中にすでにある知恵だった。
マインドフルネス講座で、手を止めずに書き続けるジャーナリングを体験した。テーマごとに考えを書き出していくと、自分でも気づいていなかった価値観が輪郭を持ちはじめる。4つの問いに向き合った。
「時を忘れて没頭することは?」——知識を蓄え、ChatGPTと対話し、学んだことを整理・言語化・体系化すること。没頭の後は頭が整理され、"少し賢くなった"実感があり、また新しい興味が湧いてくる。この循環そのものが心地よい。
「幸せを感じることは?」——人との出会い、新しい体験。とくに価値観の合う人と過ごす時間。「周りには素敵な人が多い」と思えること自体が、大きな幸せになっている。
「してもらって嬉しかったことは?」——感謝されること。とりわけ「初めての上司があなたで良かった」と言われたのは、人の役に立てたと実感できた瞬間だった。
「尊敬する人なら、どんな助言をくれるか?」——孫正義さんを思い浮かべると、"情熱を持ってやり抜き、あらゆる可能性を洗い出し、スピード感を持って決めよ"という言葉が自然に出てきた。
一番の気づきはここだ。その言葉は本人ではなく、自分の内側から出てきたもの。尊敬する人をイメージすることは、自分の中にすでにある知恵を引き出す方法であり、自分を責めるのではなく支える視点——セルフコンパッション——にもつながっていた。ジャーナリングは日記ではなく、大切にしているものを可視化する道具なのだと思う。