マインドフルネスの土台となる、最も基本的な練習です。呼吸という「いつでもそこにある錨」に、注意を戻すトレーニングをします。
呼吸瞑想は、呼吸をコントロールするのではなく、自然な呼吸を観察する練習です。
注意が逸れるのは当たり前のこと。むしろ「逸れたことに気づいて、戻す」——この往復そのものが、心の筋トレ(注意筋)になります。
背筋をゆるやかに伸ばして座る。目は軽く閉じるか、2メートルほど先の床に視線を落とす。手は膝の上に。
鼻を通る空気の感覚へ。吸う時の冷たさ、吐く時の温かさ。お腹のふくらみ・しぼみでも構いません。
考えごとが浮かんできたら、自分を責めず「思考」とそっとラベリングします。
注意を、また呼吸へ戻す。この繰り返しが「注意筋」を鍛えます。
雑念が止まらない=失敗、ではありません。
気づいて呼吸に戻した回数だけ、しっかり練習になっています。