使うほど、自分がわかっていく
使えば使うほど「自分についての知識」が増え、AIとの協働方法も進化していくシステムを目指す。
気づいたこと
Claude CodeのSkillsで、開発からnote記事の下書き保存までを自動化する事例を見ていて、大事なのは「note投稿の自動化」そのものではないと思った。 普段行っている作業のプロセスそのものを、AIが実行できるSkillとして定義するという発想の方が本質だった。
特に効くのは「コンテキスト」だった。 普通にAIへ「ブログを書いて」と頼むと、完成した成果物しかAIは知らない。 一方Claude Codeでのやり取りなら、何を作ったか・なぜ作ったか・どう考えたか・どこで失敗したか・どう修正したかという制作過程そのものを一次情報として使える。
これは、以前から考えていた「AIによる人間蒸留」とつながっていた。 日々の活動をAIとの会話にして、AIが整理し、知識・気づき・問いとして保存し、長期的に蓄積する。 そうやってAIを、自分の経験・思考・価値観を継続的に蒸留する装置として使う。 Obsidianを単なるメモ置き場ではなく、自分の思考が長期的に蓄積されるデータベースとして使うと、この仕組みと相性が良かった。
最初から完璧な「AI自分モデル」を作る必要はない。 自分が活動する→AIが記録する→整理する→Obsidianに蓄積する→AIが過去を分析する→自分について新しい発見が生まれる→また蓄積する、という自己改善ループを回すことの方が大事だった。
まとまったこと
- 最初に作るSkillは4つ: /capture(その場の記録)/insight(会話から自分について分かることを抽出)/question(次に考えるべき問いを抽出)/note(記事化)
- Memory(自分はどんな人か)/Context(今何をしているか)/Knowledge(過去に何を考えたか)/Skill(その状況で何をするか)の4層で役割を分ける
- MVPはまず/capture /insight /question /noteの4つだけを作り、1〜2週間使ってから次のSkill(/review /decision等)を足す
- 答えを集めるSecond Brainから、問いを育てるSecond Brainへ
まだ言葉になっていないこと
- 自分の価値観をAIにどう組み込めるか
- AIは人間の価値観をどこまで正確にモデル化できるのか
- 自分の価値観が変化した場合、AIのモデルはどう更新すべきか
関連ノート
- 分身ではなく、専用のパートナー — 同じ「AIによる人間蒸留」を、パートナーAIという切り口から考えた回
- 知識ではなく、判断を残す — 組織版の人間蒸留(組織OS)
- ホームページを思考のOSとして育てる — Obsidianを蓄積した先の出口としてのホームページ構想
元の対話
- Archive/対話ログ/Claude Code × Obsidianによる「自分専用AI OS」構想