高さではなく、凸凹の話
重要なのはIQの高さではなく、能力の凸凹だった。
気づいたこと
MENSAは「IQ自慢の集まり」だと思っていた。 調べてみると実態は違って、知的好奇心を安心して表現できる場所に近い。 講演会、読書会、ボードゲーム会、食事会。数字を見せ合う場ではなく、話したいことを話せる場だった。
IQと知的好奇心も、地続きだと思っていたが別物だった。 IQは考える能力の一側面で、知的好奇心は知りたいという動機。 IQが高くても新しいことに興味の薄い人はいるし、平均的でも学び続ける人はいくらでもいる。
そしてASD・ADHDとIQのあいだにも、単純な相関はなかった。 見るべきなのは高さではなく、凸凹——認知プロファイルの形のほうだった。
たとえば言語理解が高く、処理速度がやや低いという組み合わせ。 深く考えるのは得意で、理解力もある。 けれど時間制限のある試験、即答を求められる会議、マルチタスクで消耗する。 頭では分かっているのに処理が追いつかない。良い答えは、いつも後から浮かぶ。
これは欠損ではなく形だった。形が分かれば、置き場所を選べる。 一人で考える時間を確保する。メモを使う。速さではなく質で勝負する場所に立つ。
まとまったこと
- MENSAは知的交流のコミュニティであって、IQを誇示する団体ではない
- IQと知的好奇心は別の概念
- 発達障害とIQに単純な相関はない
- 認知特性は「高さ」より「凸凹」で見る
- 自分の凸凹が分かると、働き方と学び方を選びやすくなる
まだ言葉になっていないこと
- 自分の認知プロファイル(言語理解・処理速度)を実際に測るとどうなるか
- MENSAの入会テストや活動に、実際に参加する価値はあるか
- 凸凹を活かした働き方を、具体的にどう設計するか
関連ノート
- 話しながら、自分の考えを知る — MENSAと自己理解というテーマで直結
- 能力ではなく、相性の話だった
元の対話
- Archive/対話ログ/IQ・知的好奇心・発達障害の関係